腸温活プロジェクト


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継続は力なり
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2018年1月正月太りと
「腸温活」

松生恒夫先生
松生恒夫先生

仕事や学校は休みに入り、食事はおせちやお餅など、お正月ならではのメニューに加え、ご馳走メニューが増える日本の年末年始。楽しい時期ではありますが、外は寒く、体やお腹が冷えやすく、生活リズムや食事バランスが乱れやすい時期ともいえます。そこで、年末年始を過ごした私たちのお腹(腸)の状態と、「正月太り」を解消・リセットするための「腸温活」について、「腸温活プロジェクト」の賛同者の一人、松生クリニック院長の松生恒夫先生にお聞きしました。

毎年、年末年始を過ごした後は、食べ過ぎたり、
飲み過ぎたりしたつもりはないのに、便秘になったり、
お腹の調子が良くないと感じることが多いのですが、どうしてでしょうか。

気温の低下、食物繊維の
バランス崩れにより便秘がちに

年末年始の寒い季節になると、体が冷やされ便秘になりやすくなります。事実、毎年1月~2月は、私のクリニックでも便秘を訴える患者さんが多くなります。これは気温の低下により手足が冷えることで、末梢血管が収縮し交感神経優位となり腸管運動の抑制につながるためです。また、お正月の食事には食物繊維が豊富に含まれるメニューが多いのですが、実は不溶性食物繊維が多く、水溶性食物繊維が少ないため、食物繊維のバランスとしてはあまりよくないことも影響している可能性が考えられます。

イメージ:寒い冬・お正月時期は便秘になりがち

年末年始は食べ過ぎに注意していたはずなのに、
なぜか毎年体重が増えてしまうのですが…。

運動不足とカロリーの
摂り過ぎによる正月太り

年末年始は仕事や学校が休みという方も多く、普段と比べてあまり体を動かしません。また、食事の量は変わらなくても、カロリーが高いメニューを食べることも多くなるため、「正月太り」という言葉もある通り太ってしまうという方が多いのだと思います。例えば、お正月に食べるお餅は、よく知られていることですが、ご飯と同じ分量を食べていたとしても、摂取カロリーが高くなります。正月太りの多くは、運動不足と(食べ過ぎというよりは)カロリーの摂り過ぎが一因でしょう。 参考:ご飯100g:168kcal/お餅100g:234kcal
※「日本食品標準成分表 2015年版 七訂」(文部科学省)より

イメージ:正月太りの主な原因は?

それでは、正月太りなどの年末年始の不摂生をリセット、
解消するためにはどうしたらよいでしょうか。

続けよう! 歩く習慣づけと、
主食代わりの温かい具だくさんスープ

正月太りや、この季節の便秘解消に向けては、当たり前ですが運動と食事が基本になります。
運動面でいうと、まずは歩くことです。腸は歩くことで活性化します。ただし、お腹は冷やしたくないので、暖かい日中に、1日トータルで最低30分を目安に歩きましょう。やみくもに歩いても楽しくないし続かないので、買い物などで外出したついでにちょっと遠回りしてみるとか、あまり無理をせずに歩く習慣をつけることがポイントです。

イメージ:歩いて・食べて 腸温活!

食事面でいうと、食べる量を無理に減らすと、かえって便秘につながりやすくなるので、しっかり食べながら痩せることが重要です。私たちはお腹一杯にならないと満足できません。食事の量を無理して減らすダイエットが長続きしないのはこのためです。逆説的ですが、痩せるためにはある程度お腹を満足させることが必要です。そこで、不溶性食物繊維が多くなりがちなこの季節に意識的に摂取してもらいたいのが水溶性食物繊維です。

水溶性食物繊維は、オクラ、ゴボウ、ニンジンなどの野菜類、豆類などに多く含まれるので、それらを食事の中に取り入れると良いでしょう。一番のオススメは、野菜や豆がたっぷり入った温かい具だくさんスープをいつもよりも少し多めに、主食代わりに摂る「腸温活」です。
①水分を補い、②体も温まり、③カロリーも控え目、④水溶性食物繊維もたっぷりで「一挙四徳」といえるでしょう。

松生恒夫 先生松生クリニック院長・医学博士

松生恒夫 先生

東京慈恵会医科大学卒業後、大腸内視鏡治療の実施件数で国内屈指の実績を誇る松島病院(横浜市)で大腸肛門病センター診療部長を経て2004年1月に東京都立川市に松生クリニックを開院。
これまでに4万件以上の大腸内視鏡検査を施行しており、生活習慣病としての大腸疾患、地中海式食生活(地中海式ダイエット)、漢方療法等の治療を行っている。松生クリニックは国内では珍しい便秘外来を設置しており、便秘に苦しむ多くの方々の治療にあたっている。
便秘、腸の名医としてメディア出演も多い。著書に「腸はぜったい冷やすな!」(光文社)、「腸を温めると体の不調が消える」(青春出版社)、「長生きしたけりゃ、腸は冷やすな―老い、がん予防に効く! 温める腸健康法」(主婦の友社)など著書100冊以上。

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