腸温活プロジェクト


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腸温活と食物繊維

食物繊維不足量は
男性約5g、女性約4g

食物繊維は「ヒトの消化酵素の消化されない食物成分」と定義されます。動物性のものや合成の多糖類などもありますが、通常の食生活で摂れる食物繊維はほとんどが植物性食品由来のものです。

日本人の食物繊維摂取量の平均値は、2014年現在、男性で15.1g、20女性で14.4gとなっています(20歳以上)。食物繊維の摂取基準は男性で1日20g以上、同女性で1日18g以上(18~69歳)であり、男性で約5g、女性で約4g、1日当たりの摂取量が不足しているのが現状です。

食物繊維は野菜や穀物、豆類、海藻類などに多く含まれますが、穀物からの食物繊維摂取量は約3gにすぎません。不足分を補うためには、穀物からの食物繊維摂取量をもっと増やすことが必要です。

食物繊維摂取量の平均値と食事摂取基準

食品群別の食物繊維摂取量

バランスよく摂りたい食物繊維

食物繊維には大きく分けて水溶性と不溶性の2種類があり、それぞれ異なる特徴があります。不溶性食物繊維は胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、腸管を刺激してぜん動運動を高めることで便通を改善し、便秘や肥満の解消に役立ちます。水溶性食物繊維はネバネバと粘性があり、栄養素を包み込んで体内への吸収をゆるやかにするため、急激な血糖値上昇が抑えられます。食物繊維は他にもさまざまな働きがあります。

食物繊維は、水溶性1:不溶性2のバランスで摂取するのが望ましいとされます。ひとつの食品やサプリメントで補おうとするのではなく、さまざまな食品から摂ることで良いバランスに近づけることができます。

食物繊維の働き

食物繊維の働き

Opinion Voice 食物繊維は食事を通じて摂りたい

食物繊維を摂るなら、化学合成されたものや単独で抽出されたものからではなく、豆・雑穀・野菜といった食材から摂っていただきたいと思います。食材の中に含まれている食物繊維は、他の栄養素と複合体として存在しているため、化学合成したものや抽出されたものと比べより効果的に栄養素の消化吸収を調節し、血糖値の急激な上昇を抑制することができます。

静岡大学農学部教授 森田達也先生
静岡大学
学術院農学領域 教授

森田達也先生

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