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⽇本⼈は冷えている!?

川嶋朗先生に聞く「気になる季節の不調と腸温活について」

川嶋 朗 先生東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 教授

川嶋 朗 先生

北海道大学医学部医学科卒業。東京女子医科大学大学院医学研究科修了。Harvard Medical School & Massachusetts General Hospital留学。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長を経て現職。東洋医学研究所附属クリニックにて自然医療部門を担当し、自然治癒力を重視した近代西洋医学と代替・相補・伝統医療を統合した医療を日本の医療系の大学で実践中。「よりよく生きる」「悔いのない、満足のいく人生を送る」ための心得として、「自分の理想的な死とは何か」を考えるQOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)の提唱者。日本内科学会総合内科専門医。日本腎臓学会・日本透析医学会指導医。日本統合医療学会・日本予防医学会理事など。
「冷えとりの教科書」(マイナビ)、「医者に殺されないための『かかりつけ医』の見つけ方」(光文社)、「医者が看取りから教わった身近な人に迷惑をかけない39の心得」(宝島社)など著書多数。
Q 私たちが知っているようで実はよく知らない「夏バテ」とはどのようなものでしょうか。

A現代の「夏バテ」は、夏の寒暖差に伴うエネルギー不足が引き起こす

夏バテは、夏の暑い時期に疲れが取れにくくなったり、ひどくなるとやる気が出なくなったりする状態のことで「暑気当たり」とも言われます。なぜ夏バテ、暑気当たりが起こるのかというと、私たちは汗をかくことで体を冷まし体温を維持していますが、体を冷ます時に使われるエネルギーが自分のエネルギー量を超えてしまうことでエネルギー不足となり「バテ」てしまうのです。さらに現代の夏は、どこに行っても冷房が効いているため「冷気当たり」による「夏冷え」が起こりやすく、体を冷やすエネルギーだけでなく、体を温めるエネルギーも必要となります。そのためエネルギーが不足しやすく「夏バテ」が以前よりも起こりやすくなっているのです。現代の夏バテは、夏の寒暖差に伴うエネルギー不足が引き起こす症状と考えることができます。

Q私たちは「夏バテ・夏冷え」にどう対処すべきでしょうか。

A冷たい麺類は冷え性には最悪の食事、温かい食事を選ぶ

暑さによるいわゆる「暑気当たり」に対しては、行水や打ち水、葦簀(よしず)、夏野菜を食べるといった、江戸の知恵とも言える文化でも対処できていましたが、冷房による「冷気当たり」「夏冷え」も加わった現代型の夏バテの場合、寒さからの防御も考える必要があります。とはいえ外は暑いので、衣服については着脱しやすいものを持ち歩く。そしてエネルギー消費を最小限に抑えるために、極端に冷たい食事や飲み物は控えた方がよいでしょう。夏は冷たい麺類が特においしく感じる季節ですが、冷たい麺類は冷え性には最悪の食事です。それでも麺類が食べたい場合は、そうめんよりはにゅうめん、冷やし中華よりはラーメン、ざるそばよりはかけそばを選ぶようにしましょう。
Q「夏バテ・夏冷え」に腸温活、具だくさんスープは有効でしょうか。

A「夏バテ・夏冷え」には腸温活できる具だくさんスープが理に適っている

現代の夏を過ごす上で、冷房から逃れることは難しいと言わざるを得ません。したがって「これ以上体を冷やさない」という考え方が大事です。食事はスープのような温かいものを、食べる時はよく噛んで食べられるものを選ぶとよいでしょう。そういう点から、夏は豆・野菜・雑穀入りの温かい具だくさんスープがオススメです。体を冷やさず、具を噛んで食べることで熱を生み出し、栄養補給もできるので、夏バテ・夏冷え対策としては非常に理に適った食事といえます。

梅雨冷え・梅雨バテ

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